劇場版BLAME!を観た感想はメガストラクチャーの世界観を楽しめる作品!

レビュー

読了の目安時間: 80

じつは連載していた当時から、BLAME!(弐瓶勉先生)のファンだった著者。

そんなBLAME!が年月を経て劇場版になっていて、しかも映像が綺麗そうだったので、これは観ねば!と行ってきましたので、感想をつらづらと書いてみます。

▼劇場版の公式サイト
http://blame.jp/

いちおう、BLAME!って何?という人のために、感想の前に、軽くおさらいを先にしておきます。

BLAME!とは

ボリュームは全10巻!

単行本は全10冊。ボリュームとしては短いので、百聞は一見にしかず。読んでみた方が早いです。

ネットだとあんまり売ってませんが、ブックオフなどに結構あるので、近所の古本屋さんで探してみた方が安く揃うかもしれません。

2015年に、新装版も発売されていて、こちらは全6巻です。

ちなみに同作者のNOiSEという作品は、BLAME!を理解するために大事な話ですので、BLAME!が気になる方はぜひ読んでおきましょう!

ストーリーの概要

BLAME!のストーリーを大雑把にまとめると、「都市が人間のコントロールを離れて自己増殖し、人間を異物として攻撃する世界において、主人公の霧亥(きりい)が、世界の救世主となりえるネット端末遺伝子を持つ人間を探し求めながら、敵と激しくドンパチする」という感じです。

そんなストーリーを描くにあたり、BLAME!は作者の意図もあって、とても独特な作風で物語が進んでいきます。

特徴をまとめると、下記の通り。

・設定の説明はほとんど皆無!
・登場人物はほとんどしゃべらない!
・背景や細かな書き込みが凄い!
・延々と移動して戦闘が繰り返される!

説明が本当に少ないので、初見さんはビックリするかと思います。

ただ、つげ義春しかり、台詞がなくても読めて楽しめるものが漫画です。

そんなクセの強さもあって、BLAME!にはコアなファンが多く、根強い人気のある作品となっています。というより、作者のファンが多い、という感じがします。

個人的には、まずは漫画を読んでみて、その後に、ネットで情報を調べてみると、より深い世界観に浸って、どっぷり作品にハマることができると思います。

弐瓶勉先生の画集にはプレミアもついている!

弐瓶勉先生が2003年に発売した画集にはプレミア価格もついていたりして、そのコアな人気ぶりが伺えます。定価3,000円くらいものが1万円以上で売買されています。

ちなみに自分は、この画集の初版を持っていて、大切に保存していたりします。

・・・というわけで、軽くおさらいも終わった所で、劇場版の感想を書いていきたいと思います!

以下、ネタバレばかりなので、これから劇場版を楽しみにしている方は読まないように気をつけてください!

劇場版BLAME!を観た感想はメガストラクチャーの世界観を楽しめる作品!

所感

自分が映画を観終わった後に思ったことは、「原作を観終わっている人がオマケのような感覚で観ると楽しい映画」でした。観ている人しか分からない表現になりますが、トライガンの劇場版みたいな感じです。

原作自体の独特な作風だったり、名シーンの戦闘などをそのまま反映・・・というのはさすがに難しかったと思いますが、しかし、増殖する都市・超構造(メガストラクチャー)の中を探索していく霧亥(きりい)の旅路を垣間見て楽しむ、という視点で、とても魅力的な映画でした。

超構造(メガストラクチャー)の雰囲気を壊さず、スタイリッシュに映像化していて、音響も素晴らしく、BLAME!のダンジョンじみた世界観に本当に入り込んだような気分でした。そして人類の絶望っぷりが、あらためてやばい・・・!

個人的な見所!

全編面白かったんですが、その中でも個人的にツボだったのは、下記のポイントでした。

1.シャキサク食糧の正しい食べ方
まさか水に浸すと、あんな美味しそうになるなんて・・・。でも、シャキサク感は損なわれてしまうと思うので、本当に最適な調理法なのかどうかは疑わしい。シャキサクが分からない人は、「シャキサク」で検索してみよう!

2.シボの正しい起こし方
ガシッ ⇒ ガンッ!! ガンッ!! ガンッ!! ⇒おはよう(にこっ
スタイリッシュ目覚まし・・・!原作にあったか忘れてますが、BLAME!っぽくて、素敵なシーンでした。

3.シボの身体換装
首だけ⇒科学者⇒長身⇒最終形態・・・!
やっぱ、シボといえば換装なんですが、最終形態がシュール過ぎて、笑える・・・!これも原作にあったけな。完全に忘れてる・・・。

4.片腕をなくした霧亥に・・・
村人「巻こうか?(好意的に差し出すガムテらしきもの」
吹くから、ホントやめてほしい・・・! しかも、その後、しっかり巻いてもらっている、お茶目な霧亥。

5.重力子放射線射出装置のぶっぱなし威力
BLAME!といえば、重力子放射線射出装置。すさまじい威力がしっかり反映されていて、綺麗な映像になっていたので、とても見ごたえありました。

6.霧亥の原作と変わらない存在感
ストーリーや敵、バトルなどは、原作と異なるところも多くて違和感をおぼえる人も多いかもしれませんが、こと霧亥に関しては、原作のキャラクター性を忠実に再現しているように感じました。目的のために真っ直ぐ・・・かと思えば、ちょっと人情的だったりお茶目だったり。何を考えてるのかよくわからないけど頼りになる感が、原作そのままに素敵でした。

7.づるの可愛さ
BLAME!にこんな可愛い女の子いたっけ・・・ずいぶん顔が変わっているような・・・?? でも、新規の方というか、劇場のような映像ではいてくれたほうが見やすいと思います!

8.サナカンの発音
みなさん書き込んでいるように、完全に「サ●缶」やん・・・!

パンフはあっという間に完売!

パンフ買おうかなと思ってみたら、物販、ほぼ完売という状況でした。

さ、さすがBLAME!。初日に行かないとダメだった様子。

今現在だと、ヤフオクで1,500円以上出せば手に入るって状況のようです。サントラも同じように売り切れていて、ヤフオクで2,500円以上ですね。

うーん。すぐにヤフオク出すような人は買わんで欲しい・・・。

お客さんの反応

上映が終わった後、「全然わけわかんなかったんだけど・・・」と話している声が、ちらほら聞こえました。

個人的には、それがBLAME!にハマる第一歩だと思いますので、そのまま漫画もぜひ読んで欲しいところです。

まあ・・・。その時に分かることは、劇場版の方が分かりやすいってことなのですが。

ストーリーの概要

参考までに、全体のストーリーを箇条書きにまとめておくと、下記の感じでした。

・物語冒頭、電基猟師の子どもたちが調子に乗って、無謀な探索に出る

・案の定、セーフガード現れてピンチ!何人か無惨に死ぬ。駆除系の動きはキモすぎる。

・霧亥(きりい)が重力子放射線射出装置をぶっぱなして助ける

・子どもたち、結界があって安全な集落へ帰る

・6000階層下からやってきたと名乗る霧亥(きりい)に住民びびる

・200階層下で拾ったシャキサク食糧をあげると住民よろこぶ

・ネット端末遺伝子を持つ人間の話をする

・おやっさん、閃く。「聞いたことがある・・・(ry」

・地下へ移動

・霧亥(きりい)が寝ぼけたシボをオラオラ叩き起こして救出

・自動工場へ向かう

・シャキサク食糧+シボ肉体+偽装端末をGET

・セーフガードに襲われる

・霧亥(きりい)さん、ドーピング重力子放射線射出装置ぶっぱなしてオヤスミモード

・何人か死んで、うち一人の子どもに変装したサナカン先生が潜伏する

・誰も潜伏に気づかないまま集落へ戻る

・シャキサク祭で宴会、住民大喜び

・眠る霧亥(きりい)に寄り添う幼女

・霧亥(きりい)さん、幼女に反応せず、シボで目覚める

・シボと霧亥(きりい)で偽装端末でアクセスを始めるため移動開始

・サナカン先生、お目覚め。集落の結界ぶち壊して、上位系の力で暴れまくりの無双モード。

・セーフガードと大戦争。集落の人たち、ゴミのように死んでいく

・霧亥(きりい)さん、ダッシュでサナカン先生殴りつけてバトル開始

・シボさん、偽装端末でネットスフィアになりすましアクセス開始

・霧亥(きりい)さん、片腕なくすも、幼女の助けで再びドーピング重力子放射線射出装置でサナカン先生を葬る。

・シボさんアクセス失敗。かろうじてセーフガードの干渉しない場所を知る

・シボさん、手と脚だけの最終形態になる

・霧亥(きりい)さん、ガムテらしきもので腕を接着

・人々、安全地帯へ移動。霧亥(きりい)さんは一人、旅を続ける。

・新しい村は無事に存続。しかし、未だに世界は変わらず、都市は増殖を続ける。

・fin

まとめ

色んな人の評価を見ていると、まあまあって感じの意見が目立ちますが、個人的には劇場版BLAME!は、原作を知っていても知っていなくても、どちらにしても楽しめる作品だと思います!アクションSF映画を観るような気分で鑑賞すると、ちょうどいいのかなと思います。

それにしても・・・。

10年以上経過してから、綺麗な映像と素敵な音響で観られるなんて、なんだか、とても感慨深かったです。

最後に一言

シャキサクのお菓子を販売するべきだったと思うんです。今からでも遅くはない・・・!

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本ブログ・WebMakeBlog KIYOTATSUを運営しているYoshiと申します。PVは月間10万程度です。普段はWEB制作をやっています。本・映画・時事ネタなどで思った感想・批評について、チラシの裏に書いておけば良いモノを臆面もなくネットに公開して、図々しく雑記してます。