ある上司に「君は出世に興味あるの?」と聞かれて「ないです」と答えたら誘われなくなった話

ビジネス

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昔、企業に勤めていた時の話です。

だいたい入社して1年くらいが経過した頃、それまであまり関わったことのない他課の上司から飲みのお誘いを頂きました。

突然のことだったので、なんでだろう?とも思ったのですが、まだ飲んだことない上司の誘いを若手社員が断れるわけもなく、二つ返事で出席とお返事。

そして、当日。

規模としては、4人くらいの少人数飲みだったのですが、なんだかメンバーがとても不思議な感じでした。

・50代の偉い上司
・30代の先輩二人
・20代自分

年齢が若めで、それぞれ部署もばらばら。どういう飲みなのだろう・・・と思いつつも、とりあえず飲み会開始。

話題としては、「一年経ってきて会社に慣れたか?」、「仕事はどうだ?」という感じで、まあ若者と交流してくれる気さくな方なんだなーとか思ってました。

そうして酔いもそこそこに回ってきた頃でした。

「君は――――」

声のトーンを落として、そう切り出すと、上司はじろりとこちらをにらみつけて、こう続けました。

「出世には・・・興味あるのか?」

突然、その場が面接じみた雰囲気に急変します。

「ええと・・・出世ですか・・・?」

困惑しながら、ちらりと助け舟を求めるように、30代センパイたちの顔を見ると、二人とも机の上にわざとらしく視線を落としています。

一瞬の間に、しれっとした態度で、無言でそっぽを向いている姿は、もはやシンクロ選手並の鮮やかな技術です。そんな二人を見て、「これは何かしら試されてるんだろう・・・」ということくらいは、すぐに理解できました。

どう答えようかなとも思ったのですが、そもそも自分が入社した時点から愛社精神というものは欠片もなかったせいもあって、気づいたら、ほぼ即答で、

「ないです」

と、回答してしまっていました。

もちろん、それだけだと空気がまずくなりそうだったので、

「そういうことを考えられる余裕が出ると良いのかもしれないのですが、今は仕事こなせるようになるので精一杯ですので・・・」

と、慌ててコメントを添えておきました。

しかし、結果は残念。

どうやら「ナシ」と答えた時点でダメだったようで、上司はなんだか不機嫌モードになってしまいました。

「・・・最近の若いやつは出世意欲がないのか・・・」

と、むくれ顔の上司。すると、

「ぼくは出世したいですけどね!!」

それまで沈黙を守っていた30代先輩Aが、急に息を吹き返したように合いの手を入れて、

「自分より下の世代くらいから興味ないのが多いんですよね」

さらに続いて、先輩Bも合いの手を高速で入れる始末。

両名とも、ちゃっかり自分を売り込んでいるあたり、かなり手慣れている様子でした。

「あはは、すみません・・・」

そうして謝った後は、二人がヨイショし続けて、その日の飲み会は終了しました。

ちなみに、飲んでいる時間中、思っていたことは、

あああああああ!会社ちょう面倒くせええええええええ!!!!!!!!!!

ということでした。

そして、数日が経過して、数ヵ月が経過して、数年が過ぎて・・・

その後、自分が会社を辞めるまでの間、その上司に誘われることはなかったようです。

一方で、その30代先輩たちが露骨に誘われている光景は何度か目にしていましたので、まあ、いわゆるお眼鏡にかなわず、干されたってやつなのでしょう。

こういう時、即決して「はい!出世したいです!」くらいに言う方が正解だったのかどうか・・・それは、よくわかりません。

まあ、気を遣う飲み会に行かなくなって済むようになったのは、個人的にはむしろ正解でした。(結局、辞めてるしね、会社。)

まとめ

サラリーマンの世界において、出世したい人は、ガツガツ露骨にアピールしたほうが良い場面もあるようです。

とりあえず、そういうのが面倒くさいと思う人は、あんまりコテコテの日本企業に行ってしまうと、気苦労が絶えないかもしれませんので、ご注意を。

最後に一言

楽しく飲めればいいじゃんよ・・・

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