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【超カンタン】Googleアナリティクス イベントトラッキングでリンククリックの計測方法

ウェブサイトを運営してきて気になるのが、ユーザーの導線であり、コンバージョンだと思います。本記事では、Googleアナリティクスを使って、ユーザーが特定のリンクをクリックした際、そのイベントを計測するカンタンな方法を紹介します。

事前準備

本記事では、ユニバーサルアナリティクスを対象としていますので、古いバージョンのトラッキングコードを使っている人は気をつけてください。

▼こちらのコードを見てユニバーサルかどうか確認しましょう
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/analyticsjs/

2014年4月3日以降のGoogleアナリティクスは「ユニバーサルアナリティクス」といって、それまでの旧Googleアナリティクスと仕様が変わっています。当然ですが、今現在はユニバーサルアナリティクスを使うことが主流です。

Googleアナリティクスのイベントトラッキングを使ってみよう!

詳しい規格は公式サイトを確認しよう

こちらが公式サイトです。
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/analyticsjs/events?hl=ja

まあ百聞は一見に如かず。さっさと試してみましょう。

対象のリンクに解析用のコードを設置する

今回、クリックの計測をしたいリンクに下記のコードを挿入しました。

onclick="ga('send', 'event', 'link', 'click', 'customer_contact');"

send:固定のルール
event:固定のルール
link:カテゴリ
click:アクション
customer_contact:ラベル

こんな感じで、aタグの中に埋め込みます。
event_tracking1

カテゴリ、アクション、ラベルの部分は、自分の任意で作成できます。

なおイベントトラッキングをするためには、そもそもgoogleアナリティクスのトラッキングコードを入れておく必要がありますので注意しましょう。

Googleアナリティクスのダッシュボードで確認してみる

先ほどの計測用トラッキングコードを埋め込んだリンクをクリックすると、リアルタイムのメニュー画面で、「アクティブなユーザーがカテゴリ:linkのアクション:clickを実施した」という、イベント計測が確認できます。

event_tracking2

また、この時、イベントカテゴリの「link」をクリックすると、「ラベル:customer_contact」が確認できます。

event_tracking3

同一のカテゴリーで情報を集約することで、他のイベントトラッキングが増えた時、一元ソートできるので、とても便利です。

イベントトラッキングは、翌日になると、きちんと記録されます

イベントトラッキングを設置した当日ですと、Googleアナリティクスが集計しているため、アクティブ計測画面以外では、すぐに確認できません。翌日になると、「行動>イベント>サマリー」で、計測の記録が確認できます。

event_tracking4

まとめ

いかがでしたでしょうか。手っ取り早く、リンクのクリック計測の方法だけ記載してみました。イベントトラッキングには、クリック以外にもダウンロード計測だったり、全リンク一斉解析だったり、タグマネージャー側から指定する方法などもありますので、ぜひ調べてみてください。本ブログでも、そのうちまとめていきます!(・・・今やれよ・・・。)

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