大手企業のムダ! 上司「会社を良くするため役職関係なく自由に発言して」⇒若手「・・・」という茶番じみた会議時間

ビジネス

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大手企業に入社すると、規模が巨大なため、おのずと必ず茶番じみたムダな会議というものが生まれてしまいます。

そのうちの一つが、会議の終わり際などで、上司が思いついたように発言する、「これからの会社を良くするためにどうすればいいか。役職関係なく自由に発言して」というような質問の時間帯です。

役職に関係なく発言して、という嘘偽りの建前会議

これはとくに、年配の方がたくさん集まっているような業種の大手企業で多く見られる事象なのですが、

「会社を良くするため」
「これからの時代に対応するため」
「若い考え方を取り入れるため」

そんな風に、いかにもなご名目を並べて、上司陣が若手社員にいきなり質問してくることがあります。ただ、こういう時間は、だいたい決まってムダに終わります。

なぜなら、本音のところでいえば、「上司は若手の意見なんか、ちっとも望んでいない」からです。

重役のいる会議は、そもそも若手が発言できる空気になっていない

上司と部下。

部や課の人が一堂に集まるような会議では、当たり前ですが、職場内の重々たるメンバーが集まります。カチッとスーツを着て、忙しい時間を割いて、打ち合わせに参加しています。

そして、いざ会議が始まると、決まったように上席や下座といった席順でかしこまったように座り、ほとんど話すのは上層部の面々。おのずと、話し手と聞き手の体制が整い、場の空気を支配するのは、当たり前ながら上層部の方々となります。

いうなれば、上司陣たちのホームグラウンドです。そして、平均年齢の高い職場ほど、その威圧感はすごくなっていきます。そんな環境で若手が少しでもネガティブな発言でもしようものなら、のちほど集中砲火を浴びることは必至です。

「お前のアレ(発言)はなかったな」
「マイナスの発言をするな」
「上司の顔を立てろ」
「空気をよめ」

・・・これのいったい、どこが自由で平等なのかは、甚だ疑問ですが、しかし、こういったことは結構起きていることだと思います。

上層部は若手の意見を求めてはいない

結局のところ、こういうタイプの上司陣は「若手の意見が欲しい」のではなくて、「職場内で意見が自由に通る風通しの良い環境作りをしているというポーズ・実績が欲しい」だけなのです。従業員満足度は出世の判断材料にもなりますから、いうなれば自分のためにやっていることなのです。

だいたい、若手がポッとその場で思いつくようなことで、経営にインパクトのある画期的なアイデアが生まれるわけがないことは、その道に長く勤めている人ほどわかることだと思います。

というか、そんな打ち合わせの場で若手がぱっと思いつくようなことで、会社のことが本当に良くなってしまったなら、「それまで高給をガッポリせしめていた、あんたら年配がたは、これまで何をやってきていたんだ・・・?」と疑いたくなってしまいます。

そもそも若手へ本当に意見を求めるのであれば、突発的に質問したりはせず、ちゃんとしたやり方で質問するはずなのです。

風通しの良い会社にするなら、風通しの良いやり方を覚えるべき

「これからの会社を良くするためにどうすればいいか」

そんなことを突発的に言われてカンタンに思いつくわけがありませんし、これがもし、本当に相手からのアイデアを求めている質問なのだとすれば・・・普通であれば、打ち合わせの前に、議題を提示しておくことが一般的なはずです。メール一本、もしくは、口頭でも良いです。たった少しの時間でいいから、「今度の打ち合わせでこういう話をするからアイデアとか考えておいて欲しいんだけど・・・」というアクションが、本当に相手の意見を求めていたら、あってしかるべきなのです。

そうしたほうが、個々でアイデアを検討する時間もあるし、もしかしたら面白いアイデアなどが生まれる可能性も高まります。また、生産性の観点でいっても、「個人の思考の時間」を打ち合わせの場でやらずに済むため、「皆の打ち合わせに参加する時間」を削ることができて、効率的なのです。

つまり、そういった事前準備をせず、打ち合わせの場でいきなり思いつきで「みんな、自由に意見交換してくれ!」なんて発言する方は、言葉とは裏腹に、実質としては、「みんなの意見なんてまったく求めていない」ことを自ら証明しているようなものです。

いうなれば、儀式・風習みたいなもので、手紙でいうところの「結びのあいさつ」みたいなものなのでしょう。ただ、手紙の「結びのあいさつ」は、大事な礼儀の意味がありますが、打ち合わせの「みんな、自由に意見交換してくれ!(ポーズ)」という空回りじみた質問は、ただただ迷惑なだけです。

しかも下手な発言をすれば、後ろ指を刺されるという、トラップじみた仕掛け・・・もしかして、背信者をあぶりだすための踏み絵のような意味合いが込められているのでしょうか。理解はしかねますが、それならば、逆に意味のあることなのかもしれません・・・。

まとめ

打ち合わせは、皆の働く時間を一緒に共有しています。それを消費で捨てるのか、生産に活かすのか。上司の自己満足じみた無駄な問答をしている間に、それこそ会社のためになる仕事が一つできると、自分は思ってしまいます。

※備考
もちろん風通しが良くて、若手の意見がきちんと通る大手企業もちゃんと存在します。(それどころか業種・職種によっては、若手が出世しまくっていて、綺麗なおねーさんが年寄りのオッサンを顎でコキ使っているようなところもあります。)

最後に一言

このブログ書いている時間が一番ムダと思った人。それが最も正解。

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大手企業のムダ! 上司「会社を良くするため役職関係なく自由に発言して」⇒若手「・・・」という茶番じみた会議時間


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