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ウィルス性急性胃腸炎の体験談。1時間おきにゲロ嘔吐した時の回復体験まとめ

先日、突然に体調が悪くなって、一時間おきに嘔吐が続くような状況になりました。

結局、病院には行かなかったのですが、自己診断では、おそらくは最近流行しているウィルス性急性胃腸炎、いわゆるノロウイルスの症状だったかと思います。急に似たような症状になって具合が悪くなった人のため、ご参考までに自分が回復するまでの体験談を紹介したいと思います。

ウィルス性急性胃腸炎? 一時間おきに嘔吐した時の回復体験まとめ

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夜の22時頃に嘔吐開始

その日、とくに調子が悪いということはありませんでした。日中作業⇒夜筋トレ+食事⇒風呂⇒夜中作業という感じで過ごしていたところ、夜22時頃、急にめまいというか、なんだか具合が悪くなってきました。

「風邪かな・・・?」と思っていたら、どうしようもない吐き気がやってきて、最初の嘔吐。そしてやってくる、ものすごい寒気。いきなり吐くようなタイプの風邪には遭ったことがなく、新種の風邪かなと思い、とりあえず大事を取って早めに眠り、翌朝に病院行こうなんてノンキなことを考えて、就寝開始をしたのですが・・・。

嘔吐が続き、眠れない夜

寝ようと思っても、全く眠れませんでした。というのも、一時間おきに嘔吐していたからです。「嘔吐⇒気分スッキリ⇒30分くらいすると吐き気⇒30分くらいで限界になって嘔吐」という流れが、ひたすら繰り返されていました。たぶん、合計で8回はリバースしていたのかな。寒気もひどくて、胃袋がズキズキと痛むし、一番ひどかった吐き気が収まってくれるまでは、まったく寝つけませんでした。結局、夜通し起きていて、眠りについたのは朝の8時くらいになってからでした。

連続して嘔吐するので、脱水症状に要注意!

ずっと嘔吐を続けていた中、とくに辛かったのは、2回目~4回目でした。寒気も止まらず、いくら布団に入っても身体が暖まらない状況。それだけ嘔吐してしまうと、だいたい胃袋の中身もなくなっているんですよね。それなのに、まだまだ続く吐き気のしつこさ。もう吐くものはないので、ひたすら嗚咽して吐き気に苛まれるだけという最悪の状況に・・・・。

さらに水分不足もあって、貧血気味の目眩までしてくる始末。インターネットの情報を調べてみたところ、ウィルス性急性胃腸炎のようになって、嘔吐を繰り返すと脱水症状を起こす危険性があるので「水分補給」が重要ということ。また、水分を取っておくと、「吐く時に楽になる」という記述もありましたので、すぐさま、こまめに水分を摂取するようにしました。一気に飲むと危ないので、舐めるように、ちょっとずつ摂取していき、吐いて、ちょっとずつ摂取していき、吐いて・・・。

いったい、どういう地獄だよと思いつつ、ものすごい飲んでしまった二日酔いだと思い込むことにして、吐くことに慣れていった次第でした。

睡眠さえ取れれば、ピークは脱出!

一晩中のことだったので、すっかり疲れ果てており、その後はぐっすりと深い眠りに入れました。6時間ほど寝てから起きてみると、吐き気と寒気はなくなっており、なんだか胃腸が少しゴロゴロするかなーという感じ。

ただ、インターネットの情報によれば、この時に固形物を調子に乗って食べると、また吐き気がやってくるとのことだったので、それは絶対に避けようと、丸一日、飲み物だけで耐える方針にしました。水と紅茶をちょっとずつ飲みつつ、たまに角砂糖舐めて、ひたすら横になってました。夜には、かなり回復して、流動食なら何事もなく食べられるようになってました。

固形物を食べられるようになってからは二次感染に予防

感染発症からおよそ2日も経過すると、固形物も徐々に食べられるようになり、ちょっとしたデスクワークや日常の動作もスムーズにできるように回復しました。

ただ、ウィルス性急性胃腸炎は、この「回復期」が、最も注意深く過ごさなくてはいけない期間ということ。調べてみると、元気になった後の1週間くらいは、ウイルスは不活性になりながらも小腸などに大量に残っており、排泄物に混じり二次感染の危険があるということ。しかもアルコール消毒は効果が薄く、次亜塩素酸水でないと消毒できないとのこと。

なので、手洗いうがい、それからマスクを徹底。家族と同居している人は、発症した人だけプチ隔離して、コップや風呂、トイレなど用心して、他の家族に感染させないように気をつけた方が良さそうです。

ノロウイルス、どんだけ悪質なんだよ! と思いました。

嘔吐している人に安易に近づくと感染の危険・・・?

ノロウイルスなどのウィルス性急性胃腸炎は、基本的には空気感染しにくいものですが、嘔吐物に限っては、その限りではないそうです。感染者の嘔吐を介抱しようとした人が、すぐさま感染するようなケースも珍しくないようです。

これは、介抱した人が、そもそも事前に感染していた可能性もありますが、ただ、冬場などウイルスの流行っている時期、嘔吐している人がいたら、安易に介抱するのでなく、マスクや手袋などは気をつけたいところです。

感染源をたどることが難しい

ノロウイルスなどのウィルス性急性胃腸炎は、12~24時間、もしくはもう少し遅くといった時間で発症するようですが、しかし、その時間内における、どの行動が感染源にあたるのか、ちょっと分からないです。

集団食中毒だったりすれば、要因を絞れるのですが、個人レベルでは、感染源を特定することが難しいです。

とりあえず、根本的な解決は難しいので、予防をしっかりするしかなさそうです。手洗いうがいはもちろんのこと、ウイルスの流行している時期は、衛生の悪そうなお店や生食などは、なるべく控えた方が賢明かもしれません。

本当にやばい時や、症状が気になる時は迷わず病院へ

今回の記事だと病院に行っていないので、なんとかなるかなと思ってしまう方もいるかもしれませんが、めまいや貧血みたいになってやばい時や、半日経過しても体調が一向に回復しなかったりする時は、迷わず病院を選択しましょう。

自分は幸い、下痢がほとんどなかったのですが、嘔吐と下痢と酷い人は水分補給が極めて難しくなって、脱水症状を起こしてしまい、倒れてしまう危険性があります。点滴などの医療措置を受けないと回復が難しいので、すぐに行くべきです。

また、短期で終わらず、なんだか嘔吐などの症状が続く時は、ウィルス性急性胃腸炎ではなくて、違う病気の可能性もあります。甘く見ずに、しっかりとした治療を受けるようにしましょう。

・・・自分も病院に行っていないので、もしかしたらウィルス性急性胃腸炎ではなくて、違う病気の可能性があるのですが、おそらく症状的にはノロウイルスだったと自己診断しています。

まとめ

食中毒にかかると、本当に悲惨です。日頃からしっかり用心して、健康に気をつけましょう!

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