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web業界に転職するために必要な履歴書・ポートフォリオ作成方法まとめ

web業界に転職する場合、履歴書はあまり重要視されません。それよりも実績・ポートフォリオのほうがとても大事になりますので、それなりに作り込む必要があります。

web業界に転職するために必要な履歴書・ポートフォリオ作成方法まとめ

原則、web業界では実績・ポートフォリオなしに面接は申し込まない!

これはもう、どこの製作会社でも、ほとんど共通することだと思います。正直に申しまして、実績・ポートフォリオなしにweb業界の面接を受けることは、ほとんど無謀に等しいです。例えるなら、手ぶらで戦場に赴くような自殺行為に等しいです。

実績・ポートフォリオは、どんなものを準備すればいいの?

初心者の人はポートフォリオサイトを作ることになるかと思います。ポートフォリオサイトは、どのように作ろうと自由ですが、初心者であれば、だいたい下記のようなパターンになるかと思います。

・自己紹介をするポートフォリオサイト
・静的ウェブサイト(HTML+css+javascript+jquery)
・ポートフォリオはデザイン重視(どういうものが作れるかアピール)

この時に重要なことは、自分でレンタルサーバーを借りておいて、どこからでもアクセスできるようにしておくことです。一通りのウェブサイト制作ができることが証明できれば、ポートフォリオサイトとして最低限の機能を発揮するからです。

もし時間に余裕があれば、数種類のウェブサイトを作るのもアリです。たとえば架空のピアノ教室だったり、架空の商品紹介ページだったり・・・自分が作れるものをドンドンとアピールしましょう。

webデザイン職を望み、デザインセンスの高い人であれば、photoshopやillustratorで作成したデザインデータを並べるギャラリーサイトも良いかと思います。よくフリーランスのイラストレーターの方がポートフォリオサイトを作っていますので、参考にすると良いかと思います。

実際に準備したポートフォリオサイトについて

自分は、転職するまでに、下記のポートフォリオサイトを準備しました。

・美容院のウェブサイト(静的)
・塾のウェブサイト(wordpress)
・技術系会社の架空コーポレートサイト(静的)

一例として、美容院のウェブサイトでは、こんな感じの物を作りました。

hapinas

もし知人友人などに個人事業者がいれば、ポートフォリオがてらウェブサイト制作を提案するとスムーズかと思います。美容師がデビューする前にカットモデルを募集するようなものですね。ただ、あまりに横暴な相手を選ぶと苦労するので、気をつけましょう・・・。

世の中には、初心者ということを逆手にとって、過剰な労働を超低賃金で押しつけてくる不当な輩がいます。こういう環境で修行をしても、あまり自分のためになりませんので、気をつけるようにしましょう。

本当はもっと覚えるべきことはあったが・・・

正直、web業界に転職する上で、まだ勉強不足かな、という思いは強かったです。とくにECサイトや、webサービス関連の知識がないところはネックに感じました。しかしながら、勉強するだけでは学べることに限界が生じます。社会人経験を振り返ってみても、OJT(オンジョブトレーニング)に勝る修行はありません。

そのため、自分は勉強と並行して転職活動も始めていきました。もし、いくつか転職活動をしてみて上手くいかなければ、まだ勉強不足なのだろうと判断し、ポートフォリオサイトを充実させればいいやという考えでした。

ただまあ結果的には、上記のポートフォリオにより見込みを頂くことができて、転職は無事に成功しました。このあたりの話は次回以降の記事にまとめます。

ポートフォリオサイトでネタが思いつかないという人は、ひたすら他社ウェブサイトの贋作をしてみるのも良いかと思います。贋作ができるということは、デザインを見てコーディングができる、ということです。これがスピーディにできれば、制作現場ではかなり重宝されます。

web業界はモノ作りの世界ですので、一番まずいことは、うんうんと悩んで、なにも作らずじまいでいることです。とにかく手を動かして、日々アウトプットを作るようにしましょう。

じつは、web業界はデザイン・構築ができなくても転職できます

営業・マーケッターなどの職種では、対人スキルなどのほうが重要視されますので、web制作のデザイン・構築ができなくても職業に就くことは可能です。もちろんwebに関する用語や知識は必要なのですが、必ずしも制作ができないとweb業界に入社できないわけではないです。

驚きなことに、たとえば大手の広告代理店の人などでも、web制作の知識が少ない人は結構いたりします。上流工程の人にとってのwebはあくまで広告・宣伝の手段の一つに過ぎないからです。ただ、web制作会社に勤める人はそういうわけにはいきませんので、きちんと知識をつけておくことが、やはり大事ではあります。

履歴書の注意事項

web業界では、履歴書があまり重要視されないとはいえ、最低限の内容は言うまでもなく読まれます。きちんと丁寧に書いて、失礼のないようにしましょう。ポイントは短く、分かりやすく明確に、です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。web業界に転職する際は、ポートフォリオサイトをきっちり作るようにしましょう。

次回はweb業界の転職に役立つ転職サイトのまとめを記事にしたいと思います!

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