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初めての自作PC「古いパソコンから新しいパソコンへデータ引っ越し&整理」

自作パソコンを作り終えた後は、古いパソコンからデータを引っ越して、整理します。

参考までに自分のやり方を紹介したいと思います。

▼本記事は、以下の前回記事からの続きです。

データの引っ越し&整理

NASがあると超便利!

nas

NAS(Network Attached Storage)は、ざっくりいえば、ネットワーク(LAN)上に接続できるハードディスクのことです。

要するに外付けHDDなので、ここにデータを保存しておけば、新しいパソコンになっても、NASを接続するだけで、そのままデータを利用できるので、たいへん便利です。

自分は2017年頃に発売された、Synology社の旧モデルDS216jを使っていますが、今もなお現役で使えています。NASに保存しているデータは、そのまま流用できるので、とても楽でした。

他の主要データは外付けHDDで移動

旧パソコンのローカルに保存していたデータは、すべて外付けHDDで移動しました。

自分はパソコンを扱う上で「すべてのデータを一つのフォルダ階層下に保存している」ので、バックアップの際は、そのフォルダをコピペ移動するだけで完了します。

AppdataやProgram Fileなどのアプリは手作業で再インストール

各種アプリについては、なかなかコピペというのが難しいため、今回は手作業で一つずつ、再インストールしました。

まず有料ソフトは下記の通り。

・Adobe Photoshop
・Adobe Illustrator
・Adobe Acrobat
・Microsoft Office 2016
・ESET ウイルスバスター
・power director
など

※一部のソフトは、再インストールの前にライセンスを解除しておく必要があるので注意。

無料ソフトだと、こんなものを再インストールしました。

・Visual Studio code
・Grep replace
・website explorer
・解凍圧縮ソフト
・FTPソフト
・evernote

・oracle VM VirtualBox
・Android Studio
・Pleiads eclipse

・honto
・Kindle
・kobo

あとは細かいもので、下記のデータも手作業で移動(設定)しました。

・Outlookのメールデータ
・フォントデータ
・ブラウザの設定情報

外付けの光学ドライブを持っておくと便利

光学ドライブは自作パソコンに内蔵させるのもアリなのですが、外付けタイプのものがあれば、ずっと使いまわせるので便利です。

今後のクラウド社会では光学ドライブを使う機会も減ってきますが、Photoshop、Illustrator、Acrobatなど、パッケージ版で買っていると、光学ドライブがないとインストールできないので、古いソフトを使う人は、やはり一台は持っておかないと不便だと思います。

システムイメージを利用すれば全て丸ごと引っ越しできるが……

新旧パソコンのデータ移動においては、古いほうのSSDに対し、そのままシステムイメージのバックアップをして、それを新しいほうのSSDに丸ごと反映すると、それまでのデータや各種アプリ、環境設定などを、そっくりそのまま使うことができます。

しかし、システムイメージは、古いパソコン側のパーツ事情による設定などもそのまま反映してしまうため、新しいパーツとのバッティングなどもあったりして、微妙にパフォーマンスが下がったり、アプリによってはエラーを起こしたりもします。

今回の自作パソコンでは、旧パソコンよりも色々とバージョンアップしていたので、システムイメージのバックアップは利用せず、できるだけ手作業で引っ越しをして、クリーンなシステム状態を保つようにしました。

ハードとソフトが完成したらバックアップ作業!

今回の工程で、自作パソコンの作業自体は、ほとんど完成です。

ただ、自分はこのタイミングでのバックアップを推奨します。具体的には、回復ドライブの作成と、システムイメージ作成の二点です。

もし、なんかしらのソフト面での致命的なエラーが発生して、自作パソコンが起動しなくなってしまった時、これらのバックアップデータがあると、初期状態もしくは、システムイメージバックアップ時点のシステム状態まで一気に復旧できるからです。

ハード側に問題があった時は、また別の対処法もしていかないといけませんが、ソフト面でのエラーに対して、とても強力な治療薬となりますので、絶対に準備しておいたほうが良いと、私は思っています。

というわけで、回復ドライブとシステムイメージの作成方法についても記事にまとめました。

長くなったので、こちらの記事に続きます。

また、他の作業工程を読みたい人は、以下のリンク集をご活用ください。

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