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確定申告書の控えを再発行した時の体験談

先日、2019年度・確定申告書の控えをもらい忘れており、再発行の手続きをしました。

再発行は一日ではやってもらえず、時間がかかるそうで、自分の場合、申請から受領まで、約2週間ほどかかりました。(最長1ヵ月ほどかかる時もあるそうです。)

本記事では、その時の体験談をもとに、確定申告書の控えを申請~再発行してもらうまでの流れを紹介したいと思います。(再発行は、郵送だけでの対応もできるそうですが、自分は窓口で手続きしたので、そのやり方を書きます。)

確定申告書の控えって何?

その名の通り、税務署に提出した確定申告書の控えです。正式に受理されたものには、税務署の日付印が必ず押されています。もし、税務署の日付印がない場合、それは"確定申告書の控え"として扱ってもらえないので注意が必要です。

毎年、窓口へ提出する際、自分で「提出用」と「写し用」の二種類の書式を持っていって、「写し用」に日付印を押してもらい、返却してもらうことで「確定申告書の控え」を手元に保存しておくことができます。

しかし、窓口へ提出する際、「写し」を持っていかず、確定申告当日にもらい損ねた場合、後からの再発行には時間や手間がかかるので、要注意です。(自分は2019年度だけ写しを持っていくの忘れてしまい、貰い損ねてしまいました……。

というわけで、その再発行をした時の手順は以下の通り。

手順1:まずは開示請求をする

聞きなれない用語ですが、「開示請求=確定申告書の控えを再発行してもらうための申請」と覚えておきましょう。

開示請求については、まずは国税庁のHPをチェックしましょう。

この時、「保有個人情報開示請求書」と「特定個人情報開示請求書」の二種類があるのですが、マイナンバーを含む書類の再発行には、後者の「特定個人情報開示請求書」を使って申請します。

「閲覧」と「写しの交付」を選べるのですが、控えが欲しい場合は「写しの交付」を選択します。

用紙は自分で無理に書かずとも、税務署の方が教えてくれるので、印刷だけして、さっさと窓口に行ってしまった方が良いです。

税務署へGO

下記に持ち物をまとめておきます。

・特定個人情報開示請求書
・運転免許証(身分証明書)
・手数料300円
・印鑑

窓口で申請手続き

箇条書きでまとめると、下記の流れでした。

・受付で確定申告書の再発行を希望

・個別ブースで担当者の方とマンツーマン体制

・2019年度の「確定申告書Bの控え」と「青色申告決算書の控え」を再発行したい旨を伝える

・どうして再発行したいのか理由を聞かれる。(自分の場合はもらい損ねた+持続化給付金の申請で使うため、と回答)

・親切な担当者の方で、「特定個人情報開示請求書」の書き方を教えてくれる

・その場で書式を完成させて提出し、「開示請求」を無事に終える(再発行の申請を完了)

税務署での用事を終えたら帰宅して、あとは「決定通知」が自宅に郵送で届くのを待ちます。(これが届くのに2週間~1ヵ月かかるそうで、自分の場合は2週間ほどでした。)

手順2:決定通知が届いたら確定申告書の控えを受け取りに行く

税務署に開示請求が承認されると、「保有個人情報の開示をする旨の決定について」という書式が郵送で届きます。

また、封筒には「保有個人情報の開示の実施方法等申出書」というものが入っており、確定申告書の控えを受け取るのに、この用紙が必要なので、大事に扱いましょう。

あいかわらず書き方がよくわかりませんが、書類は空欄のまま持っていけば、税務署の方が教えてくれますので、そのまま持っていけばOKです。

税務署へ再度GO!

忘れものをしないよう気をつけましょう。

・身分証明書
・保有個人情報の開示の実施方法等申出書
・印鑑(必要なかったと思うけど念のため)

控えゲット!

あとは、普通に受け取るだけです。

自分の場合は、「確定申告書Bの控え」と「青色申告決算書の控え」のコピーをもらえました。(もちろん、どちらも税務署の日付印が押してあります。)

まとめ

確定申告書の控えを再発行するには時間がかかります。

1.開示請求で税務署へGO

2.決定通知が届くのを待つ(2週間~1ヵ月)

3.用紙を受け取りに税務署へGO

窓口対応をしてもらう場合、少なくとも、二回は税務署に行かなくてはいけません。

一応、郵送での対応もできるそうですが、提出書式の書き方が難しいし、ミスあるとやり直しになりそうで、ものすごく時間かかりそうだったので、自分は窓口へ行く方法を選択しました。

けっこう面倒なので、毎年、控えは忘れずにもらうように気をつけましょう!

余談:電子申請が一番スマートかも

e-taxなど電子申請している方は、そのオンライン上の特定画面をキャプチャすれば、それで確定申告書の控えと同じように見てくれるそうです。

またフリーランスの人は、今年か来年だか、電子申請しているほうが節税で有利になるので、これはもう、電子化、待ったなしです。自分もそろそろ電子化に切り替えなくては、と思います。

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