だれかのなにかに役立てるウェブ制作者YoTaの趣味ブログ

「基本的に」という言葉を使うと「無能扱い」された話

今回の記事は、悲しい体験談の記事です・・・。

かつて自分が新入社員だった頃、センパイに叱責されたことの一つが、「『基本的に』という言葉を使う奴は無能!」ということでした。

「基本的に」という言葉を使うヤツは無能と言われた体験談

「基本的に・・・」とは?

日常会話において、「基本的に・・・」という言葉を無意識に使ってしまうことは、少なくないかと思います。

「基本的には大丈夫」

「基本的にはできる」

「基本的には間違えないよね」

「基本的にはどうだろうね」

「基本的には〇〇という性質を持つ」

まあ、こんな感じで、「基本的に」という言葉はよく使われます。

しかし・・・これはあくまで日常会話で許されることであって、ビジネスの場面では毛嫌いされます。

「基本的に」の曖昧性

冷静に考えると、「基本的に」という言葉はとても曖昧であり、実際のところ、何の意味も持たない言葉です。

自分は新入社員だった頃、会社で「基本的には〇〇」という表現を使ってしまったことがあります。そして、指導にあたっていたセンパイに鬼のように怒られました。

YoTa アイコン

基本的には大丈夫だと思います

読者 アイコン

あ? 基本的にってなんだよ? じゃあ応用したらどうなんだよ? 発展もすんのか? 裏技も使えんのか?

YoTa アイコン

えっと・・・そうですね。こういった条件の時は――

読者 アイコン

だったら最初からそう言え。まずは、できんのかできないのか、YesかNoでハッキリ答えろ。オマエの曖昧なホウレンソウのやり方のせいで、俺の貴重な時間を潰していることを自覚しろ。曖昧な返事や曖昧な表現を使う奴は決まって無能だからな。無能になりたくなかったら、一義的な言葉遣いを心がけろ。

というような感じです。

言い方の悪さはさておき、確かに当時のセンパイの言う通り、「基本的には〇〇」という表現は、本当に曖昧だったと思います。「基本的に〇〇」ということは、必ず、「基本的でない時は●●」という事実が成立します。

だったら、最初から、「〇〇です。しかし、△△という条件の時は●●になります」というように伝えれば良いわけで、そこで「基本的に」なんて言葉を使う必要はまったくないわけです。

「基本的に」という言葉はビジネス場面において、「基本的に」使う必要ないわけですね。

あ、これ、ダメな例です。

「使う必要がない」とだけ言えば良いのです。

まとめ

なんだか言葉遊びみたいな記事になってしまいましたが、発信側が曖昧な日本語を使うと、受信側が困ってしまう場合が多々あります。ビジネスの場面では、極力、シンプルかつ誤解を生まないような表現を使うように努力が大事なんですね。

・・・会社に出てから思ったことは、学校は小説の読み解きばかりやらせるのではなくて、「ビジネス国語」という科目を設けて、しっかり教育して欲しかったなと感じます。。。言い訳ですが!!

ページ上部に戻る